2008-08-28

100TBのストレージ

※「SAS エクスパンダ 機能」等のワードで検索エンジンからこのページに飛んできた方へ。
2012年5月現在で1PB(ペタバイト)のストレージが約1,100万円弱で販売開始されています。
詳しくはinfo@maxserve.co.jpまでご連絡くださいませ。
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2年程前、ブログで「10TBのストレージ」というタイトルで記事を書いたことがありました。
あれから2年、そろそろ100TBのストレージについて書いてみたいと思います。

今現在100TBのストレージを組むにはどうしたら良いでしょうか?
答えとしては色々考えられますが、例えばその一つとして「大手SIerに電話して聞いてみる。」
→数千万くらいで何とかなるかもしれません。

ちょっと高いですよね。
では「RAIDカードをとにかくPCにくっつけてHDDを鬼のようにつないでみる」
→PCI-Expressのx4やx8が沢山付いたマザーでも限界あります。
今日現在で市場に出ているハードディスクの最大容量は1TBですから、100TBのストレージを組むには100台のハードディスクが必要だということになります。
そもそも100台ものハードディスクをPC単体に繋げられる訳もなく、電源やその他搭載スペースを考えると外部に出すしかありません。
しかしマルチレーンを使っても100台のディスクを繋げるのは物理的に不可能に近いです。

ではどうしたら良いのでしょうか?

ここで登場するのは、「SASエクスパンダ(SAS Expander)」です。
この“SASエクスパンダ” 規格自体はSAS(Serial Attached SCSI)が出てきた際に定められたものでしたが、対応するチップやRAIDカードがなかなか揃わず、市場へ出てくるのに非常に時間がかかりました。
“SASエキスパンダ”で何が出来るかというと、エクスパンダから別のエクスパンダへ数珠繋ぎが出来るのです。Expand(=拡張)出来るという事なのです。

エクスパンダを利用するにはエクスパンダコントローラが載ったエンクロージャと、エクスパンダ対応のホストバスアダプタ(RAIDカード)が必要です。エクスパンダ対応のホストバスアダプタは以前は高価でしたが、最近は割と価格も安価になってきました。カードによりますがmax128デバイス又は256デバイスまでのHDDを認識可能です。
また“SASエキスパンダ”という名前ですが、勿論Serial-ATAディスクも使えます。

そしてこのSASエクスパンダを搭載したエンクロージャが弊社でもリリース致します!
NS-330S-8020という製品です。
この製品はエンクロージャにSASエクスパンダを搭載しており、IN側のコネクタを2つ、OUT側のコネクタを1つ装備しています。
下図はNS-330S-8020とAreca社製のRAIDカードを組み合わせた場合の構成図です。
ご覧の通り8ポートのRAIDカードにも関わらず、16Bayのエンクロージャが合計6台接続されている様子が分かります。
RAIDカードからは合計96台のハードディスクが見えるわけです。
ARC-1680xから出たminiSASケーブルはNS-330S-8020のINコネクタに接続され、OUTコネクタ1つから1本のケーブルが延びます。その先に更にNS-330S-8020が繋がる訳です。



この製品を9月から販売開始致します。
価格・仕様など詳細は後日また情報をアップしますので、乞うご期待ください!

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