2009-12-17

MacでiSCSIを使ってみる (4)

今回用意したクライアントはiMac。
iSCSIの良い点として『LANに繋がってさえいれば良い』という事でしょう。
特にiMacは外部拡張ポートがUSBか、Firewireしかありません。またMacBookに至っては17inchモデルを除いてFirewire800ポートも撤廃されてしまいました。
そんな中で大容量のストレージを認識させたい!と言ったときにUSB2.0しか選択肢が無いわけです。
とまぁそんなことは後にして結果を見ていきましょう。

いつもの通りベンチマークに使用したアプリは「AJA KONA SystemTest」です。
まずはiMac搭載のローカルHDDから。

まぁ可もなく不可もなくという所でしょう。至って普通の数値です。一体型のデスクトップPCについてるHDDなんて大体こんなモンでしょう。
見てみると所どころ30MB/sを割っている所がありますね。映像用途で使う際に非圧縮は当然無理としても圧縮コーデックでもちょっと心許ない数値です。
MacBookであれば、2.5inchのHDDなので数値的にはもう少し低いでしょう。
ちなみにUSBだとこの更に半分くらいの数値だと思われます。(USB2.0の限界値ですね)

次にiSCSIで接続したHDDです。
 
どうでしょうか。
ローカルのHDDと比較して書き込みで20%程、読み込みで倍くらいの速度upが出来ました。特に読み込みが約70MB/sを割っていない点が素晴らしいですね。
これはiSCSIのターゲットを構築したサーバ側のメモリがキャッシュ効果になっているから、というメリットでもあります。

以上のように、iSCSIを使ってストレージを構築することは、今全く難しいことではありません。ほんの少し作業が必要ですがそれも別にコマンドを打つ事も無く、Linuxでサーバを立ててコマンドを駆使して・・・なんていうことをしなくても良いのです。

また今話題の仮想化に対してもiSCSIソリューションは非常に有用です。大きなストレージプールを作っておいて必要な分だけiSCSIで分けていけば良いわけですからね。

というわけで今回はこの辺で。
是非デモ版を試して頂いて「2TBじゃあちょっと足りないなー」ですとか「NICが複数ポートあるからTeamingして帯域増やしてみたいなー」という時になりましたら是非製品版をご検討ください。
デモ版のLiteと製品版の機能の違いはこちらを参照のこと。
製品版Open-eはこちら

2009-12-14

MacでiSCSIを使ってみる (3)

さて、ターゲットの設定は完了したのでいよいよiSCSIのディスクに接続してみます。
iSCSIはHDDの方を「ターゲット」、iSCSIを認識するクライアント側を「イニシエータ」と呼びます。
通常イニシエータはOS毎にクライアントがあり、WindowsVista/7ですと標準でOSの機能として搭載されています。(コントロールパネルにあるはずです)
今回はMacOSXでiSCSIを認識させますが、MacOSXに標準でイニシエータは搭載されていません。
ですのでフリーソフトとしてStudioNetworkSolutionsから提供されている
「globalSAN iSCSI initiator for OS X」を利用します。
ダウンロードはこちら

インストールは簡単で、ダウンロードした.dmgファイルを実行するだけです。
インストール後は「システム環境設定」からglobalSAN iSCSIの設定をします。

システム環境設定内のsnsカテゴリからglobalSAS iSCSIをクリックして設定画面を表示させますと以下の画面が表示されます。



ターゲットを追加する訳ですが左下カギアイコンをクリックして管理者パスワードを入れ、追加出来るようにしてください。その後+アイコンをクリックします。

 IPアドレスの所にOpen-eをインストールしたPCのIPアドレスを入力しAddボタンをクリックします。

すると・・・
 

無事認識されました!あとは「Connect」を押すだけです。ちなみに「Persistent」にチェックを入れておけば再起動した後も自動的にiSCSIターゲットを認識してくれますので便利。
Connectボタンを押すとすぐに「名称未設定のディスクが云々・・・」というメッセージが出ます。そうです、まさにUSBやFirewireで外付けHDDを取り付けた時と同様のメッセージですね。
ということで、これでネットワーク上のディスクアレイがあなたのMacにローカルディスクとして認識された瞬間です。おめでとうございます!

あとはそのまま初期化して頂ければデスクトップ上にアイコンが表示されます。


というわけで次回はお約束のベンチマークを計測してみます。

MacでiSCSIを使ってみる (2)

さて、ターゲットの起動が終わりましたら続いて設定に移ります。

と、その前に。
Open-eを取り付けたPCのIPアドレスを設定しましょう。

Open-eを取り付けたPCを起動させるとOpen-eのOSが立ち上がり2,3分程で起動が完了します。



ここで[ctrl]+[alt]+Nキーの3つを同時に押してください。
ネットワークの設定をする画面になりますので、DHCPを使って自ネットワーク内のIPアドレスに合うようにIPを貰うようにするか、IPを指定してネットワーク上にある他のPCからこのマシンを参照出来るようにしましょう。

(1) 管理画面を出す
ネットワーク上の他のPCからOpen-eを取り付けたPCのIPアドレスをWebブラウザに入力してみます。「https://(IPアドレスもしくはマシン名)」を入力します。(httpsです。セキュアなhttpsなのでブラウザで一応警告が出ますがそのまま続行してください)
デフォルトパスワードは「admin」ですので、入力して管理画面に入ります。
ちなみに管理画面の言語は英語ですが、【セットアップ->画面表示】設定から日本語に切り替えることが可能です。
(ヘルプまで日本語化されます!)
注記)IE6では画面のレイアウトが崩れてました。(私の環境だけかもしれないですが)他のブラウザはOKでした。



(2) ディスクを認識させる
次にHDDを認識させます。
【構成->ボリューム・マネージャー】を押すと、下図が表示されます。
使用したいハードディスクにチェックを入れて【適用する】ボタンを押します。ディスク内容を消去してフォーマットして良いか聞かれますので、OKを押して準備完了です。




(3) iSCSIターゲットに設定する
左側メニュー内の「ボリューム・グループ」に今設定したグループ「vg00」が現れます。
ここをクリックしてvg00にどのような機能を与えるかを設定します。vg00をクリックしてみましょう。
今回はiSCSIのターゲットとしての機能を与えるので、アクションから「新しいiSCSIボリューム」を選択します。この時、下のオプションは「新規ターゲットを自動作成する」にしておけばOKです。


あとはその下のスライドを動かすか容量の数字を直接入力して、どれくらいiSCSIのターゲットで使いたいかを指定します。
最後に必ず「適用」をクリックして反映させてください。



これでiSCSIターゲットの作成は完了です!

2009-12-11

MacでiSCSIを使ってみる (1)

以前にも確か書いたことがあったかと思いますが、MacOSX 10.6(SnowLeopard)用のiSCSIイニシエータが公開されていましたので、再びテストしてみました。

セットアップ自体は非常に簡単なのですが、改めてiSCSIターゲットの構築からMacでiSCSIのストレージを認識していくまでを書いていくことにします。

また今回使用する「Open-e」のiSCSIターゲットソフトウェアは無償で2TBまでのNASやiSCSIのターゲットを作成することが可能です。クライアントライセンスも不要でこれまで構築が面倒だったiSCSIのターゲットの作成も無料で出来るのです。
これを機会に是非一度触ってみて下さい。
もちろんNASのOSとして使うのにも非常に使いやすいと思います。

(1) Open-eのLite版を入手する
http://www.open-e.com/よりLite版をダウンロードします。ページ上にFreeと書かれたアイコンがありますので、そちらをクリックします。
アカウントを登録しないとダウンロード出来ませんし、その後のプロダクトキーもゲット出来ませんのでユーザーアカウントを登録しておきましょう。

(2) USBメモリにインストールする
ダウンロードしたあとはZipファイルを解凍し、中身をUSBメモリにそのままコピーします。
この際USBメモリは市販のスティックタイプでOKですが、最低2GBの容量があるUSBメモリが必須です。(zipファイルの中身自体は300MB程度なんですが)
そしてWindowsマシンで作業しているのであれば、USBメモリの中にbootというフォルダがありますので、その中の「bootinst.exe」をダブルクリックします。Linuxで作業している場合は「bootinst.sh」です。
これでUSBメモリからopen-eが実行出来るようになります。


(3) ターゲットマシンに取り付ける
Open-eを取り付けて起動出来るマシンは以下のスペックです。
  • x86互換マシン
  • 512MB以上のRAM
  • USBメモリから起動設定出来ること
  • 最低1台のハードディスク

USBポートに(2)で用意したUSBメモリを取付後、起動します。
必要に応じてBIOSの設定が必要ですが、ブート順の設定は最初に必要になるでしょう。
通常はHDDから起動するようになっていると思いますので、適宜変更してUSBメモリが最初のブート順になるようにしてください。

今回私が用意したマシンは以下の通りです。
  • CPU AMD PhenomX3 720BE
  • メモリ  2GB
  • HDD  1TB
まぁ社内にあったテスト用マシンなのですが、丁度良いスペックだったのでこれで実験しました。




(4) 起動させる
いよいよOpen-eを起動させます。
BIOSのブート順をしっかり確認した上でPCを起動しましょうね。
で、この際に以下のようなメニューが出ます。

  • 32bit system (2.6.27)
  • 64bit system (2.6.27)
  • Run software installer
デフォルトでは64bitシステムの方が立ち上がるようですが、もしセットアップ時にエラーなどが出る場合には32bitで立ち上げ直せばOKです。

あとは勝手にインストールが始まって、10分程度で完了します。

さて次回はOpen-eの管理画面をご説明します。

2009-11-21

FCスイッチキャンペーン

Qlogic製のFCスイッチ「SANbox1400シリーズ」の「SB1404-10AS」を期間限定の特別価格でご提供中です。
4Gb FibreChannel対応で10ポートモデルは非常に使いやすく、エントリー向けながらも管理ツールからの簡単設定が可能です。
SANbox Managerのアプリケーションから、HBAやスイッチのインストール・設定・監視・アップグレードが容易に行えます。(注:QLogic製品のHBA・スイッチ限定です)


通常価格270,000-(税別)ですが、12/24までの30%OFFの189,000-(税別)でご提供中です。
是非この機会に1台如何でしょうか?




2009-11-20

LTO4テープオートローダ

テープドライブも年々進化してきまして、最新のLTO4に至っては800MB(非圧縮時)/1.6TB(圧縮時)ものデータを保管することが可能です。
弊社でも8巻/16巻のオートローダを販売しております。

Quantum社製16巻オートローダ「EC-L2FAE-YF」がお勧めですね。
こちらはインターフェースがSASタイプになっています。
ドライブと併せてSASインターフェースカードもご購入がお勧め。従来のRAID機能を持ったSAS-RAIDカードではテープドライブは動作しませんのでお気を付けください。

Tesla対応GPGPUワークステーション

NVIDIA製GPGPU「Tesla」対応のワークステーションの販売を開始しました。
最大4枚のTeslaボードを装備することが出来ます。
ベアボーンの他にCPU、メモリ、HDDやRAIDカードとストレージなどを組み合わせての販売も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

2009-11-16

外付けPCI-ExpressBox

外付けのPCI-Expressボックスを発売することになりました。
これは何かというとその名の通り、PCI-Expressの拡張ボックスになりまして、PC内部のPCI-Expressスロットを外部に拡張することが出来ます。

イメージ的には下の写真の様に使用出来ます。


エンクロージャとケーブル、ホストPC側のアダプタですが、アダプタには2種類ありまして1つはノートPCに繋ぐ為のExpressCard34タイプのアダプタ。
もう1つはデスクトップPCに繋ぐ際に使用することが出来る、PCI-Express(x4)形状のアダプタです。
(こちらはロープロファイルブラケットも付属します)

これを使って何が出来るか、というと1枚目の写真にあるようにPCI-Expressカードを使いたいのにノートPCではスロットが当然無いので、そういったカードを使用した場合にこのボックスが有用です。

実機でテストしてみました。
テスト環境は以下の通りです。
・ホストPC MacBookPro(15inch, Early2009) ※このモデルまでは15inchでもExpressCardスロットが付いていました。
・RAIDカード Areca ARC-1221X (PCI-Express)
・エンクロージャ NS-760S
・ハードディスク Seagate Barracuda ES.2 1TB×8台



上図:MacBookProから拡張ボックスへ繋がり、ボックスに装着されたARC-1221XからNS-760Sへマルチレーンケーブル2本で接続されています。

ベンチマーク結果は以下の通りです。


見て頂いて分かる通り200-220MB/sで頭打ちになっています。
これはノートPC側のExpressCardの仕様のせいです。
ExpressCardはPC内部のバスとPCI-Express(x1)で繋がる仕様になっていますので、PCI-Express(x1)の帯域の限界値である250MB/sに当たってしまうのです。
とは言いましてもこれだけ速度が出ていれば、USBやFireWireよりも格段に速くしかも大容量の外部ストレージをノートPCでも実現させることが出来るのです。
もちろんデスクトップPCで拡張スロットが少ない場合などにも有効です。
拡張ボックス内はPCI-Expressスロットが3つ装備されていて、x8スロットが2つ、x4スロットが1つの配置になっています。
従ってRAIDカードをx8スロットに挿して、その他にも拡張カードを挿すことが出来る訳ですね。

次回はデスクトップマシンにこの拡張ボックスを接続してテストしてみたいと思います。

2009-11-05

GPGPUコンピューティングマシンの販売開始予定です。

弊社では11月よりnVidia製Tesla搭載GPGPUコンピューティングマシンの販売開始予定です。
勿論ストレージとセットでの納品も可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

2009-10-28

Light Peakは高速インターフェースの救世主となりえるか(2)

少し間が空きましたが前回の続きです。

IDFでも発表時いち早くソニーはLightPeakを支持するコメントを出し、将来発売するPCに搭載していくと表明しましたね。
また発表後すぐに各種サプライヤーはLightPeak対応の機器のリリースを出しました。
Ensphere Solutionsのトランシーバは非常に小型で驚いたが、なんと価格は10ドル以下だという。
これなら物理的にもコスト的にもノートPCに載せるのは不可能では無いと思う。

LightPeakはあらゆるプロトコルを流すことが出来る、という触れ込みです。
IntelはUSB3.0ではなくLightPeakを拡張機器との接続方式にしたいようだが、私が思うところUSBより存在が脅かされるのはFibreChannelでは無いかと思う。
LightPeakはファブリックやFC-ALとほぼ同じような事が出来るからです。(LightPeakスイッチが出るかどうかはまた別問題ですが)

FibreChannelの場合最長10kmにも及ぶケーブル長が最大のメリットだが、それ以外はLightPeakの方のメリットが目立つように思えます。
LihgtPeakの速度は(実測値は別として)スタートから10Gbps。これに対してFCは現時点で4Gbpsが主流で8Gbps対応の製品もチラホラ出てきてはいるがまだこれから。
価格的にも圧倒的にLightPeakの方が安価だろうと思う。

果たしてこのLightPeakが「カジュアルな」SANとして普及するかどうかは、まだ製品も何もリリースされてない時点では何とも言えないがAppleと共同開発をし、恐らく次期MacProにも搭載され来年にもコントローラ製品がリリースされることを考えると、あながちFCもうかうかしていられないような気がします。

いずれにせよ来年の今頃には確実にLightPeakの製品(コントローラ)はリリースされているはずです。
今から楽しみですねぇ。

2009-10-14

LightPeakは高速インターフェースの救世主となりえるか(1)

先月末に開催されたIDF2009(Intel Developer Forum)にてさりげなく凄い技術が公開されました。
「Light Peak」と呼ばれたこの技術ですが、正直言って驚きました。

簡単にスペックを記載しますと

・ケーブルは光ファイバーを使用。
・速度はスタートで10Gbps。将来的に100Gbpsまでを目指す。
・長さは100mまで。
・コネクタは非常に小さく、ノートPCでも使えるようにする。
・様々なプロトコルを伝送可能。

元々この技術の開発のきっかけはアップルが2年ほど前にインテルへ各種インターフェース(USB/FireWire/etc..)の共通化を相談したのが発端らしいのですが、インテルも同時期にUSB3.0規格策定時にファイバーを提案したもののメタルケーブルにこだわる他企業に押し切られてUSB3.0は銅線になったという事件(?)もきっかけになっているような気がします。
USB3.0のチップセット実装は2012-2013年頃になると言われています。前述したIDF2009でもUSB3.0については全く触れられませんでしたが、CPUに負荷をかけるUSBはインテル自身も積極的に使いたくないんじゃないでしょうか。
翻ってこのLight Peak。コントローラは2010年、つまり来年には出荷開始すると発表しています(驚)。
USBやSATA等は沢山の企業が集まって協議会を作り規格を策定するので規格がまとまって製品が出てくるまで時間が非常にかかりますが、Light Peakはインテルが開発したものなのでこんなにリリースが早いんでしょうね。

IDF2009のデモンストレーションでもマザーボードに制御チップが沢山乗ったドーターボードを挿して動作させていましたがコネクタ自体も非常に小さく、従来光ファイバと言えばトランシーバ周りがゴツくていかにもサーバ向けみたいな形でしたが、これだとデスクトップPCにはもちろんインテルが言うとおりノートPCにも実装が出来そうな感じです。あとはコントローラですが半年から1年もあればインテルの技術力があれば本当に出せるような気がします。



2009-09-04

コンピュータのおっとサーバー店で展示始めました

ずいぶんご無沙汰してしまいました。
決して更新するのを忘れていた訳ではなく、色々多忙だったので・・・
また頑張ります!

さて、9月1日より神田にあります「コンピュータのおっとPCサーバ店」にて弊社SAS Expanderエンクロージャ「NS-330S-8020」のデモ展示を開始させて頂きました。
店頭ではIBMのワークステーション「Intellistaion Z Pro」にArecaのSASカード「ARC-1680ix-12 4GBキャッシュモデル」を装備し、「NS-330S-8020」を接続しています。
OSはWindowsVista64bit版を使用して、4TBのボリュームを1パーティションで構築しています。
店頭ではデモ機展示の他弊社SAS/マルチレーンパーツの店頭販売もおこなって頂いております。
「店頭で見てから買いたい」 「実際の動作している所を見てみたい」というお客様がいらっしゃいましたら是非店舗まで足を運んで頂ければと存じます。

コンピュータのおっとPCサーバ店は地下鉄・JR神田駅よりすぐの場所にあり、秋葉原からも非常に近いです。(万世橋を渡ってすぐです)大きな交差点の角なので迷われることも無いと思います。
是非店頭で体感してみてください!



2009-05-26

展示会でご案内した製品の販売について

データストレージEXPOにて展示デモ致しましたシステムについてですが、同構成のモデルを来場された方に特別販売するご案内をお送りしております。(勿論新品です)
会場にてお名刺を頂戴した方には順次ご案内の封筒が届く手筈になっておりますが、あいにくお名刺を頂けなかった方やカタログのみ持って帰られたお客様へはご案内が届かないと思います。

直販のみの特別価格ですが、会場にお越しになっていた方で「そういえばあのシステム良さげだったなぁ」とか導入を考えたいとお思いの方がいらっしゃいましたら、是非ご一報くださいませ。

↓が当日展示デモしていた製品のパンフレットです。

2009-05-21

データストレージEXPO終了しました!

先週5/13から5/15まで開催された第11回データストレージEXPOには多数のご来場を頂きまして大変有り難うございました。
こうした大規模な展示会に出るのは初めてだったので、至らぬ点が多数あったかと思います。対応しきれなかったお客様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

デモは非常に盛況でマルチレーンやSAS Expanderのエンクロージャを初めて見る方も多く、そのパフォーマンスに驚いている方が大勢でした。
それとデモの機器一式が「このコストで構築出来ます」と記載したパンフも置いていたのですが、48TBのRAIDアレイ(16台×2機=32台に1.5TBのHDDを搭載)を120万程度で購入出来る事にも
、「圧倒的に安い!」という感想がほとんどでした。
まぁ一口に120万というと結構な金額です。軽自動車1台買えるレベルですからね。ですが48TBのアレイを導入するとなると非常にコストパフォーマンスは良いのでは?と思います。
パフォーマンスも800MB/s弱出ていましたのでFibreよりも圧倒的です。(Fibreだと4Gbのデュアルポートで何とか出るかどうかというレベルですね)

デモ機も現在弊社にございますので、もし実機を見たいという方やストレージEXPOで話を聞きたかったけど行かれなかった、という方がいらっしゃいましたら是非弊社までお越しください。デモ機のパフォーマンスや管理ツールの操作性など体感して頂けると思います。
是非宜しくお願い致します。

ブース内の様子。朝一なのでまだお客さんも来ていません。

デモ機のラック。
一番上から、AristaNetworksの10GbEスイッチ。
HPのサーバ。MacPro。そして下段に16BayのSAS Expanderエンクロージャが3台。
HPのサーバに1台とMacProに2台繋がっています。

2009-04-16

展示会出展情報

さて暫くブログを書いていなかった訳ですが、決して忘れていたわけではありません・・・。
ちょっと年度末が忙しすぎて・・・。(言い訳)

弊社のウェブサイトも新しくなったのはご存じかと思いますが、Informationに記載したとおり5月に開かれるデータストレージEXPOに出展致します。
当日は弊社ストレージ製品各種とネットワーク機器を展示する予定です。
ストレージ機器はマルチレーンのエンクロージャとメインにSAS Expanderのエンクロージャを出す予定です。ちょっと大きなことをやってやろうかと考えていますので、お時間が有る方は是非当日弊社ブースまでお越しくださいませ。

またその翌週には広島で開催されるSACSIS2009(先進的計算基盤システムシンポジウム)の企業展示ブースに出展致します。こちらは情報処理関係の学会なのですが、もし参加される方いらっしゃいましたら、是非お立ち寄りくださいませ。

2009-01-28

マルチレーン接続の長さについて

マルチレーン接続をされているユーザーの方々はケーブル長を気にされた事がありますでしょうか。
ここ最近続けて何件かこれに関連すると思われるサポートを受けました。

マルチレーンと言えども機器間の接続ケーブル長は使用するホストバスアダプタやハードディスクの規格に影響を受けます。
通常SATAディスクを使う場合は外部接続長は2mとなっています。
SATAは信号のやりとりが割とマージンが少なく2mを越えると大概信号をロスして認識しなくなったりします。(SASはかなりマージンが高く規格上7mですが某ラボ内では15mまでOKだったという話を聞いたことがあります)

最近受けたサポートの中で何件が同じような話が有ったのですが、それはHDDデバイスが個別に見えなくなったりアレイメンバから消えたりするというものです。
詳細に聞いてみるとそれらが全て似たような構成でした。

[PC--RAIDカード(内部ポート)--内部miniSASケーブル--変換ブラケット]<--外部miniSAS(2m)-->[エンクロージャ]

ここで問題となるのが「内部miniSASケーブル+外部miniSASケーブル」合計の長さです。

(12ch以上の)多ポートを持つRAIDカードには大概内部miniSASケーブルが付属しています。
そしてそれの長さは70cmから1mの物だったりします。
これと外部miniSAS(2m)のケーブルを繋いで接続すると3m近い長さになります。
繋げるエンクロージャをPCケースか何かで自作されていてSATAケーブルを引き回していたりすると更に総延長は延びます。

3m程度の長さになると大体HDDがアレイからロストし始めます。これを防ぐ為には外部miniSASケーブルか内部miniSASケーブルを短くするしかありません。
どうしても外部は2mくらい欲しい、という場合にはせめて内部miniSASケーブルを短いものにしましょう。
弊社では最短23cmの内部miniSASケーブルを販売しておりますので是非ご活用ください。


2009-01-21

2009年の抱負と予測

もう1月も3分の2を過ぎる所ですが、明けましておめでとうございます。
今年も沢山役に立つ&面白い製品を出していきたいと思いますので、何卒ご贔屓の程宜しくお願い申し上げます。

さて、最近の状況としましては昨年11月にリリースしたSAS Expanderエンクロージャ「NS-330S-8020」が大好評で現在バックオーダーがかかっています。今ご注文頂いているお客様、誠に申し訳無いです・・。
次回の入荷は台湾の旧正月明け、2月初頭になります。

***

2009年はどうなりますでしょうか。
現在1.5TBのHDDがリリースされていますが、各社から2TBのHDDが続々リリースされてきます。
RAIDアレイの容量で言うと、スタートが10TB~になるでしょう。これは映像のHD(HighDefinition)化に依るところが大きいですが、言い換えるとようやく10TB以上のアレイが簡単に組めるようになってきた、ということもあります。
最近は映像業界以外のお客様からもご注文を頂くことが多くなりました。大学・研究機関・天文台・etc..
数十TBのアレイを組むにはどうしたら良いか、殆どのお客様は困っている様子でしたので、マルチレーン(or SAS Expander)を使ったシステムが「渡りに船状態だった」と仰られます。

パフォーマンスで言うと500MB/s~スタートが基本になるでしょう。
これは前述のHD化に関連します。HDの非圧縮映像はおおよそ150MB/s程度のパフォーマンスをストレージに要求しますが、これは1ストリームの場合です。
当然複数ストリームを流す場合はその分帯域が必要になります。
150MB/s必要だからと言って150MB/s~200MB/s程度がmaxのストレージを用意すると、まず痛い目を見ます。
何故なら(RAIDコントローラやHDDにも依りますが)RAIDアレイのパフォーマンスは必ずしも一定しないからです。多くの場合瞬間的にパフォーマンスが落ちたり、アレイの残り容量が少なくなってくるとパフォーマンスが落ちてきます。こうなるとコマ落ちを起こしたりして業務に支障をきたすようになってきます。
またCG画像の合成作業。あるお客様の所ですと50-100レイヤー位のデータを読み込んで作業するそうです。この場合もハイパフォーマンスなストレージが必要になります。
レイヤー数や1レイヤーあたりのサイズが大きい場合はそれだけデータ容量が大きくなりますから、転送速度はあればあるほど良いという状況になってきます。

***

景気が悪いと言いつつも機材は整えないと仕事は出来ないわけで・・。
そのためにもなるべくコストパフォーマンスの良い製品を提供していきたいと思います。
あと今年こそは更新頻度を上げられるように頑張ります・・・。

それでは今年も宜しくお願いいたします。