2009-01-28

マルチレーン接続の長さについて

マルチレーン接続をされているユーザーの方々はケーブル長を気にされた事がありますでしょうか。
ここ最近続けて何件かこれに関連すると思われるサポートを受けました。

マルチレーンと言えども機器間の接続ケーブル長は使用するホストバスアダプタやハードディスクの規格に影響を受けます。
通常SATAディスクを使う場合は外部接続長は2mとなっています。
SATAは信号のやりとりが割とマージンが少なく2mを越えると大概信号をロスして認識しなくなったりします。(SASはかなりマージンが高く規格上7mですが某ラボ内では15mまでOKだったという話を聞いたことがあります)

最近受けたサポートの中で何件が同じような話が有ったのですが、それはHDDデバイスが個別に見えなくなったりアレイメンバから消えたりするというものです。
詳細に聞いてみるとそれらが全て似たような構成でした。

[PC--RAIDカード(内部ポート)--内部miniSASケーブル--変換ブラケット]<--外部miniSAS(2m)-->[エンクロージャ]

ここで問題となるのが「内部miniSASケーブル+外部miniSASケーブル」合計の長さです。

(12ch以上の)多ポートを持つRAIDカードには大概内部miniSASケーブルが付属しています。
そしてそれの長さは70cmから1mの物だったりします。
これと外部miniSAS(2m)のケーブルを繋いで接続すると3m近い長さになります。
繋げるエンクロージャをPCケースか何かで自作されていてSATAケーブルを引き回していたりすると更に総延長は延びます。

3m程度の長さになると大体HDDがアレイからロストし始めます。これを防ぐ為には外部miniSASケーブルか内部miniSASケーブルを短くするしかありません。
どうしても外部は2mくらい欲しい、という場合にはせめて内部miniSASケーブルを短いものにしましょう。
弊社では最短23cmの内部miniSASケーブルを販売しておりますので是非ご活用ください。


2009-01-21

2009年の抱負と予測

もう1月も3分の2を過ぎる所ですが、明けましておめでとうございます。
今年も沢山役に立つ&面白い製品を出していきたいと思いますので、何卒ご贔屓の程宜しくお願い申し上げます。

さて、最近の状況としましては昨年11月にリリースしたSAS Expanderエンクロージャ「NS-330S-8020」が大好評で現在バックオーダーがかかっています。今ご注文頂いているお客様、誠に申し訳無いです・・。
次回の入荷は台湾の旧正月明け、2月初頭になります。

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2009年はどうなりますでしょうか。
現在1.5TBのHDDがリリースされていますが、各社から2TBのHDDが続々リリースされてきます。
RAIDアレイの容量で言うと、スタートが10TB~になるでしょう。これは映像のHD(HighDefinition)化に依るところが大きいですが、言い換えるとようやく10TB以上のアレイが簡単に組めるようになってきた、ということもあります。
最近は映像業界以外のお客様からもご注文を頂くことが多くなりました。大学・研究機関・天文台・etc..
数十TBのアレイを組むにはどうしたら良いか、殆どのお客様は困っている様子でしたので、マルチレーン(or SAS Expander)を使ったシステムが「渡りに船状態だった」と仰られます。

パフォーマンスで言うと500MB/s~スタートが基本になるでしょう。
これは前述のHD化に関連します。HDの非圧縮映像はおおよそ150MB/s程度のパフォーマンスをストレージに要求しますが、これは1ストリームの場合です。
当然複数ストリームを流す場合はその分帯域が必要になります。
150MB/s必要だからと言って150MB/s~200MB/s程度がmaxのストレージを用意すると、まず痛い目を見ます。
何故なら(RAIDコントローラやHDDにも依りますが)RAIDアレイのパフォーマンスは必ずしも一定しないからです。多くの場合瞬間的にパフォーマンスが落ちたり、アレイの残り容量が少なくなってくるとパフォーマンスが落ちてきます。こうなるとコマ落ちを起こしたりして業務に支障をきたすようになってきます。
またCG画像の合成作業。あるお客様の所ですと50-100レイヤー位のデータを読み込んで作業するそうです。この場合もハイパフォーマンスなストレージが必要になります。
レイヤー数や1レイヤーあたりのサイズが大きい場合はそれだけデータ容量が大きくなりますから、転送速度はあればあるほど良いという状況になってきます。

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景気が悪いと言いつつも機材は整えないと仕事は出来ないわけで・・。
そのためにもなるべくコストパフォーマンスの良い製品を提供していきたいと思います。
あと今年こそは更新頻度を上げられるように頑張ります・・・。

それでは今年も宜しくお願いいたします。