2009-12-11

MacでiSCSIを使ってみる (1)

以前にも確か書いたことがあったかと思いますが、MacOSX 10.6(SnowLeopard)用のiSCSIイニシエータが公開されていましたので、再びテストしてみました。

セットアップ自体は非常に簡単なのですが、改めてiSCSIターゲットの構築からMacでiSCSIのストレージを認識していくまでを書いていくことにします。

また今回使用する「Open-e」のiSCSIターゲットソフトウェアは無償で2TBまでのNASやiSCSIのターゲットを作成することが可能です。クライアントライセンスも不要でこれまで構築が面倒だったiSCSIのターゲットの作成も無料で出来るのです。
これを機会に是非一度触ってみて下さい。
もちろんNASのOSとして使うのにも非常に使いやすいと思います。

(1) Open-eのLite版を入手する
http://www.open-e.com/よりLite版をダウンロードします。ページ上にFreeと書かれたアイコンがありますので、そちらをクリックします。
アカウントを登録しないとダウンロード出来ませんし、その後のプロダクトキーもゲット出来ませんのでユーザーアカウントを登録しておきましょう。

(2) USBメモリにインストールする
ダウンロードしたあとはZipファイルを解凍し、中身をUSBメモリにそのままコピーします。
この際USBメモリは市販のスティックタイプでOKですが、最低2GBの容量があるUSBメモリが必須です。(zipファイルの中身自体は300MB程度なんですが)
そしてWindowsマシンで作業しているのであれば、USBメモリの中にbootというフォルダがありますので、その中の「bootinst.exe」をダブルクリックします。Linuxで作業している場合は「bootinst.sh」です。
これでUSBメモリからopen-eが実行出来るようになります。


(3) ターゲットマシンに取り付ける
Open-eを取り付けて起動出来るマシンは以下のスペックです。
  • x86互換マシン
  • 512MB以上のRAM
  • USBメモリから起動設定出来ること
  • 最低1台のハードディスク

USBポートに(2)で用意したUSBメモリを取付後、起動します。
必要に応じてBIOSの設定が必要ですが、ブート順の設定は最初に必要になるでしょう。
通常はHDDから起動するようになっていると思いますので、適宜変更してUSBメモリが最初のブート順になるようにしてください。

今回私が用意したマシンは以下の通りです。
  • CPU AMD PhenomX3 720BE
  • メモリ  2GB
  • HDD  1TB
まぁ社内にあったテスト用マシンなのですが、丁度良いスペックだったのでこれで実験しました。




(4) 起動させる
いよいよOpen-eを起動させます。
BIOSのブート順をしっかり確認した上でPCを起動しましょうね。
で、この際に以下のようなメニューが出ます。

  • 32bit system (2.6.27)
  • 64bit system (2.6.27)
  • Run software installer
デフォルトでは64bitシステムの方が立ち上がるようですが、もしセットアップ時にエラーなどが出る場合には32bitで立ち上げ直せばOKです。

あとは勝手にインストールが始まって、10分程度で完了します。

さて次回はOpen-eの管理画面をご説明します。

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