2010-06-21

決算特別セールやってます 【 iPadプレゼント 】

さて弊社は6月で決算を迎えます。
日頃のご愛顧に感謝しまして、いまSAS Expanderエンクロージャ「NS-330S-8020」を弊社より直接ご購入して頂いたお客様にもれなくAppleの最新インターネットデバイス「iPad」をプレゼントしております!
モデルは16GBのWiFiタイプです。
エンクロージャ1台につき1個差し上げますので複数台の購入でも台数分プレゼント致します!

店長の私も16GBを購入して毎日使ってますが、これは非常に便利ですよねぇ。
なんといってもバッテリーが8時間持つので、外出中に充電残量を気にしなくてという所が最高です。

期間は6月末日まで!
弊社直販サイト(http://shop.maxserve.co.jp)またはお電話・FAXでのご注文をお待ちしております!

2010-05-07

ポートマルチプライヤ環境のベンチマークテスト

RocketRAID622NA-910C/911PCIを組み合わせてポートマルチプライヤ環境のテストをしてみました。
RocketRAID622はPCI-Express(x1)のRAIDカードで外部2ポートのeSATAコネクタを備えています。
x1のカードという事もあって殆どのマザーボードに取り付けられるのではないでしょうか。

今回のテスト環境はこちら

  • RAIDカード RocketRAID622
  • HDD WesternDigital CaviarBlack 1TB ×5台
  • HDDケージ NS-170S
  • ポートマルチプライヤボード NA-910C (※PCIスロットに取り付ける場合はNA-911PCIをお使いください)
ベンチマークテストはRAID0とRAID5をおこなってみました。
結果は以下の通りです。


RAID0

RAID5

恐らくSiI3726が3.0Gbpsまでの対応の為にこの位の数値になっていると思われますが、5台での結果であればそこそこ数字は出ているのではないかと思います。
(マルチレーンだともう少し速いですね)
しかし価格的には安価に構築出来ますので、コスト第一でそれなりの速度と冗長性が欲しいといった場合にはRAID5での運用も良いんじゃないでしょうか。

SiliconImageのSATAカードやマザーにオンボードのコントローラで構築したRAID5だとここまでの数字は出ないと思いますし、SATAカードと数千円の差であればRocketRAIDの方をお勧めします。

※ちなみにRocketRAID622ですがHighPointのWeb上の動作OSにMacOSXは載っていないのですが、添付のCDにはMacOSX用のドライバが収録されていました。(こちらは動作未検証ですが)

2010-04-28

External PCI-ExpressボックスとノートPC

External-PCIeボックスの1スロットモデル「NA-220A-NB」をMacBookProと組み合わせてベンチマークテストをおこなってみました。
「NA-220A-NB」はExpressCardタイプの外部PCI-Express拡張ボックス。付属のアダプタはExpressCard34タイプなので一般的なノートブックに採用されているExpressCardスロットに対応します。

ちょっと上の写真では見づらいかも知れませんが、MBPのスロットに付属アダプタを装着しケーブルを接続してNA-220A-NBに繋ぎます。
NA-220A-NB内部にはPCI-Expressスロットが1つ有りますので、そこにお好みのRAIDカードを装着して頂きます。そしてRAIDカードと外部エンクロージャを接続すれば完了です。

今回使用した機器は以下の通り。
NA-220A-NB
NS-760S (8Bayマルチレーンエンクロージャ)
・RocketRAID3520 (8ch RAIDカード)
・ハードディスク 8台

まずは4台でRAIDを組んでテストしてみた結果です。

4HDD RAID0

4HDD RAID5

4HDD RAID6

4HDD RAID10

以上が4台のディスクでアレイを作成した結果です。
一番速いと思われるRAID0でも200MB/s前後で止まっています。これはExpressCardの仕様のせいです。ExpressCardはPC内部とのデータをやりとりする場合、USBもしくはPCI-Express(x1)でやりとりするように定められているからです。
MacBookProの場合PCI-Express(x1)で通信するように設計されているようですので、必然的にPCI-Express(x1)の転送速度=250MB/sが上限となります。
ですので殆ど実効値の上限に達していると言って良いでしょう。

せっかく8chのカードと8Bayのエンクロージャを用意しましたので8台でもテストしてみます。
その結果がこちら。
8HDD RAID6
RAID0や5はこれ以上台数を増やしても転送速度は上限にあたっているので、RAID6をテストしてみました。
これも8台だとさすがに上限に達してしまいますね。
PCI-Expressも2.0になれば帯域は倍になるので、そういう仕様のノートPCであればもう少し(というか恐らくこの倍くらい)結果が良くなると思います。

さて、NA-220A-NBですが内部をよく見てみると・・・
装備されているスロットですがPCI-Express(x16)の切り欠きでした。
ということはグラフィックスボードを挿すとノートPCのグラフィクスパフォーマンスが上がったりして・・・(但し補助電源はありませんので、それほど高性能なカードは無理でしょうね)

とまぁ夢は広がりますが今日はこの辺で時間切れ・・・。
次回をお楽しみに!!




2010-04-01

Twitter始めました

随分ブログのupが空いてしまいまして申し訳ありませんでした。
さて、この度弊社でもTwitterをスタートしました。
主なニュースは弊社サイトにアップしますが、ショップ関係で期間限定のお買い得商品や、メーカーから来る在庫特価品等Webショップにアップするまでに時間がかかってしまうものの情報などを流していければなぁと思います。

是非フォローしてみてください。

http://twitter.com/maxserve_info

2010-01-28

HighPointTechnologiesの新製品情報 (RocketRAID 622)

HighPointTechnologiesからSATA-RAIDカードの新製品が届きました。
RocketRAID622という製品です。
2ポートのeSATA外部ポートですが、ポートマルチプライヤ対応で最大10台までのHDDを認識させることが可能です。
従いまして2ポートながらもRAIDレベルは0,1,5,10まで対応します。

またPCI-Express(x1)ですがPCI-Express2.0(Gen.2)対応ですので2.0対応スロットのあるマザーボードであれば、帯域は最大500MB/sになります。
これまでPCI-Express(x1)の場合PCI-Express1.1で最大250MB/s(理論値-実際は200MB/s弱)でしたので、x1のカードでRAIDを組んでもすぐに転送速度が頭打ちになっていました。
x1でも2.0であればその倍程度までは上限が上がるので、手軽にちょっと高速なRAIDアレイが欲しいという場合にベストマッチかも知れませんね。



お買い求めはこちらからどうぞ。

2010-01-27

弊社サイトの不具合について

今日の午後から弊社ウェブサイトに繋がりにくくなっております。
契約しているサーバ会社によればサーバトラブルに起因するとのことですので、復旧まで今暫くお待ちくださいますようご利用のお客様には深くお詫び申し上げます。

メールは届く状態なのですが、WebとFTPが全く繋がらないですね。
本当に困ったものです・・・。

2010-01-02

1PBのストレージを組むには

注)この記事には新たに書かれたものがあります。
1PBのストレージを組むには (2013年版)



以前ブログで、「10TBのストレージを組むには」、「100TBのストレージを組むには」と、大容量ストレージを組む場合どのような方法があるかを取り上げてきました。
まぁストレージマニアの自分が組んでみたい構成を取り上げてるだけなんですが。。

前回の記事から1年少々、そろそろ次を考えてみようなぁと思っていた所にこんなブログを見つけました。(HPC界では有名な方ですよね)
弊社の名前もチラッと出ていましたし、「例えば 1PB 程度のストレージ はどの程度のコストで組むことができるのでしょうか?」という事を書かれていましたので、丁度良いと機会と思いコチラも考えてみることにしました。

1PBのストレージは実現出来るのか?


とは言っても構成を考えるだけなら、今は難しいことは無くなってきました。何故ならエクスパンダのエンクロージャで拡張していけば良いだけの話なので。でも難しい所は他に有る(後述)のです。

では実際の構成はどのようにしていったらいいのでしょうか。
ここでは「1台のPCで動作させるのは非現実的」とか「ホントに動くのか?」とかは別として、純粋に技術的に可能なのか?という点だけで話を進めていきます。(妄想全開)


1PB=1000TBとした場合、単純に計算すると(2009年12月現在で最大容量の)2TBのハードディスクを使用すると1000TB/2TB=500台のハードディスクが必要ということになります。

 弊社のSAS Expanderエンクロージャ「NS-330S-8020」を使った場合を想定すると、16発入るエンクロージャなので、500/16=31.25。つまり最低32台のエンクロージャが必要だということになります。

1枚のカードでは実現出来ない

RAIDカードはArecaのARC-1680ix-16を使用します。1枚のカードあたり128台のハードディスクを認識出来るので、エンクロージャの数にすると8台分。となると8(HDD)×4(カード)=32(エンクロージャ)となり4枚のRAIDカードが必要だということになります。

 ArecaのRAIDカードは複数枚挿しが可能なカードですので、1台のPCに4枚のRAIDカードを乗せることにします。


RAIDの構成は?
1枚のRAIDカードに8台のエンクロージャが接続される形になりますので、下図の様な構成になります。これを4セット作るわけですね。


1セットでRAIDを構築しますが、128台のハードディスクの内127台でRAID6を組みます。
これで2TBのハードディスクで組めば(理論上)250TBになりますので、4セットで合計1000TBですね。
(1セット内の残り1ディスクについてはホットスペア設定。まぁRAID6メンバーに加えてもいいんですが)
この1セットを合わせて4セット構築し1台のPCに4セット分のRAIDカード、4枚をインストールします。
ここで問題になってくるのがPCI-Express(x8)のRAIDカードを4枚装着出来るPCを探すことですが、Supermicoあたりのマザーボードを探せばそれほど難しくなく見つけることが出来ます。
Asusにもワークステーションボードがありますが、RAIDカードとの相性や信頼性を考えるとSupermicroの方が無難な気はしますね。値段もこのクラス(PCI-Expressスロットが複数)になるとSupermicroもAsusさほど変わらないと思いますし。
という訳でマザーボードはこの辺を選んでおけば良いと思います。電源やらケースやらが気になるならシャーシセットのモデルがSupermicroから出ているのでそっちを選んでも良いかも知れませんね。

ちなみにサーバ側に必要な空きスロットパネルは最低8つ必要です。RAIDカードと外部ポートに変換するブラケット「ML-miniSAS-Quad」がそれぞれ1つづつ使って2スロット、それを4セット付けるので8スロット。
VGAがオンボードで付いていれば別途空きスロットは要りませんが、NICを付けるとなると更に1スロット必要です。(オンボードはGbEが関の山なのでこの際10GbEのNICでも付ければ良いんじゃないでしょうか)

問題はそんなところにある訳では無く....

上に紹介したブログでも書かれているように、問題はストレージ自体というよりは他に有るわけです。
例えば電源をどうするのか。32台のエンクロージャを賄う電力をどうやって確保するのか?物理的にも3Uのラックマウントストレージを32台入れる為には24Uのラック4本か42Uのラック3本が必要です。それにディスクフルのエンクロージャが入る訳ですから床の耐荷重も検討しなければなりません。
また500台ものハードディスクを管理するのは、結構大変です(と思う)。HDDのトラブル時はアラートをメールで飛ばすことは出来ますが交換作業をするのは人間です。ここまでの台数になると本当はもっとホットスペアを付けたかったりするのですが・・・。
また、そもそも「1台のPCで1000TBのストレージを作るなんで狂ってる!」という話もあるかも知れません。まぁそこは最初に述べたように純粋に技術的に可能かどうかという点から書いているので、それは置いておきます。
複数台のホストPCにそれぞれ1枚づつRAIDカードを取り付けて8台のエンクロージャをコントロールすればリスク分散になるかも知れませんが、それだと本来の「1PBのストレージを作る」という題目から離れてしまうので却下です(笑

もう一つ懸念すべき点はファイルシステムです。1PBものアレイを1発で切れるファイルシステムが実はそれほど多くないのです。
まずWindowsではNTFSですが、今のところ実装上は256TBまでになっているようですので1PBを一つのファイルシステムとしては扱うことが出来ません。
Linuxですと様々なファイルシステムが扱えるのですが、まず標準的なファイルシステムであるext2/ext3でも1PBは無理です。ext4では1EBまでいけるらしいのでこれは大丈夫でしょう。
他ですとXFSが8EBまでOKですがファイルシステムのサイズにより必要とするメモリが増大するらしいので、ちょっと選択には注意が必要かも知れません。
Sunが開発したZFSやAppleのHFS+は16EBまでOKです。(が、Appleのマシンでは拡張スロットが足りなくなるので無理ですね)

コストは幾らかかるのか?

そんなわけで構成は決まったのでコストは一体幾らかかるのか計算してみましょう。(価格は税抜)

  • エンクロージャ NS-330S-8020 ×32台 1056万円
  • ハードディスク 2TB ×512台 921万6000円
  • RAIDカード ARC-1680ix-16 ×4枚 52万円
  • ケーブル ML-miniSAS-1M ×32本 24万9600円
  • 外部変換ブラケット ML-miniSAS-Quad 5万2000円
  • ラックマウントレールキット ×32セット 25万6000円
  • ホストPC 1台 40万円
  合計 2125万3600円

ホストPCの値段は適当です。ざっくり計算してみましたが大体このくらいで出来るんじゃないでしょうか。但し10GbEのNICを付けるとプラス10万ですね。
(上記価格はあくまでも定価ベースなので実際はこの限りではありませんです・・・)
勿論最大のコストであるハードディスクの単価が下がることによって、この合計金額は大きく変わってきます。

とまぁ年末年始の休みにフラッと書いてみましたが、如何でしたでしょうか。
もうTBの単位が常識になってきている今、ペタバイトまで見えてきた訳ですね。ま、数年前はテラバイトってすごいねーとか言っていたので、数年後には割と当たり前の時代になってるんでしょうね。