2013-03-05

自社内オンラインストレージを立ててみよう

オンラインストレージは今や誰もが使っているサービスかと思います。
今回取り上げる「ownCloud」はオンラインストレージを自分で構築する為のオープンソース・ソフトウェアです。今風に言えば「オンプレミス」と言うんでしょうか。
自前でPCを用意する必要がありますが、自分で用意する分どれだけ大きなハードディスクを用意してもOKな訳で、そういう面ではメリットがあるでしょう。

今回は仮想化オペレーティングシステム「Walbrix」を使ってownCloudを簡単に構築してみようと思います。

1) Walbrixをダウンロードする
Walbrixはワルブリックス株式会社が開発するフリーの仮想化オペレーティングシステムです。このシステムを使うとownCloudの様なオープンソースで提供されているシステムが全く手間がかからず一発で構築出来ます。
ダウンロードはこちらからどうぞ→http://www.walbrix.net/

2) Walbrixをインストールする
ダウンロードしたDVDイメージをDVDに焼き焼きして適当なDOS/VマシンのDVDドライブにセットしブートします。(ブート順をちゃんとメディアからするのを忘れずに。後は自動的にインストールしてくれます。
用意するマシンは古くても全然構いません。4-5年前のCeleronマシンでもOKです。ちなみに私は3年程前のAtomプロセッサマシンにインストールしました。

3) Walbrixを起動する
インストール完了後、起動しましたら矢印キーで『仮想マシン』にメニューを移動します。右側メニュー内の『新規作成』を押すと提供されているインストール可能なアプライアンスがずらずらと出てきます。
これらアプライアンスは全てオペレーティングシステムから何から全部セットになったものです。つまりオープンソースのソフトウェアが仮想アプライアンス(仮想サーバ)となって丸ごとWalbrixの開発元サーバからダウンロードされてインストールされる訳ですね。
従ってオープンソースソフトウェアにありがちな「この環境じゃないとインストールがうまくいかない」とか「MySQLとApacheの設定がメンドクサイ」とか本来の目的以外の所でつまづくことがありません。


4) ownCloudを選択する
 選択しましたらreturnキーを押すだけです。そして割り当てるHDD容量をどれくらいにするかなどを決めればOK。
仮想マシン(アプライアンス)はHDD容量の許す限り(メモリの許す限りでもありますが)、幾つも立てることが出来ますので、他に用意されているアプライアンス、例えばグループウェア(Aipo)を入れたり、ZabbixやRedmineの様なサーバ関連アプライアンスを立てたりすることも出来ます。
※アプライアンスは数十種類用意されています。




5) 使ってみる
インストール時に設定した仮想マシン名がそのままホスト名になりますので、ウェブブラウザからhttp://ownclud/と入力し立ち上げてみます。
※Macの場合は http://owncloud.local/ となります。

ownCloudの使い方は簡単。ブラウザ上にエクスプローラやファイダからファイルをドラッグ&ドロップするだけです。この際mp3等の音楽ファイルは左側のミュージックメニューを選ぶとそのファイルだけリストされ聞くことが出来ますし、jpgやgif等の画像ファイルは写真メニューを選べば画像ファイルだけリストされます。また画像ファイルはクリックでプレビュー可です。
また履歴を記録することが出来るので、保存した日時を選択指定してrevertをかけることも可能になっています。この辺は只のNASとは違う点ですね。

6) 外部からもアクセスしたい場合は...
ローカル内で使う分にはこれでOKですが、インターネット越しにファイルのやり取りをしたい場合等には外部ゲートウェイ機能を有料で使用することが出来ます。このアクセスゲートウェイ機能はワルブリックス株式会社が提供しておりますので、そちらへお問い合わせ頂ければと思います。
外部ゲートウェイ機能を使えばファイルを外部の人に公開したり(ファイルのURLを送れます)することが可能になります。

以上のようにownCloudは今までWindowsマシンで共有フォルダ作ってデータを保存したり安いNASを使っていたユーザーには丁度いいソフトウェアだと思います。
またインストールもWalbrixを使えば何ら手間取ること無くシステムを立ち上げることが可能です。皆さんも是非一度インストールして試してみてください。

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