2014-03-04

Arecaの新型RAIDカード

そのパフォーマンスの高さに一部マニア(?)の方には熱烈な信奉者の多いArecaのRAIDカードですが、現行のARC-1882シリーズに代わる最新型のボードがリリースされました。 CPUのメーカーがIntelからLSI変わった1680-->>1880とは違い末尾を数字が1個増えるだけですが、新型はARC-1883シリーズです。
主なハイライトは以下の通り。

  • Supports up to (256) 12Gb/s SAS, SATA or SSD drives using SAS expanders
  • 12Gb/s throughput at each drive ports
  • Support up to 8GB DDR3-1866 cache (ARC-1883ix-12/16/24)
  • DataBolt™ Bandwidth Optimizer for balance faster hosts and slower SAS or SATA devices. (For ARC-1883ix)
  • Support flash-based backup module (FBM)
  • Controller level hardware encryption for security
  • SES2, SMP and SGPIO enclosure management
  • Redundant flash image for adapter availability
  • Multiple RAID 0 and RAID 10 (1E) support (RAID 00 and RAID100)
  • Online capacity expansion, RAID level/stripe size migration
  • Broad operating support including Windows, Linux (open source), FreeBSD (open source), Soaris (open source), Mac and VMware
1882シリーズと比較して個人的に「これはキタ!」というポイントはボード1枚で認識出来るHDD数が従来の128台から256台に増えた事と、キャッシュメモリが標準で2GB(従来は1GB)、ix-12以上はDIMMを付け替える事で最大8GBまで搭載出来る様になったことですね。(従来は最大4GB)
それと搭載されるCPUもデュアルコアは変わりませんがクロックが800MHzから1.2GHzへUPされています。

最大HDD数は近年の要求容量増大、エンクロージャーの多ベイ化によって128台では足りなくなってきていました。256ディスクまで上がったということは48Bayのエンクロージャーを5台、24Bayなら10台まで接続出来るので4TB を積めば結構な容量をハンドリング出来る形になりますね。1LUNあたり認識出来る台数制限や容量制限がどの位なのか、まだハッキリしたことは分かりませんがAdaptecが相当制限を上げてきているのでAreca等のLSIチップを使用するカード群も上がっている事を望みます。

また1883シリーズからコネクタ形状がminiSASからminiSAS-HD(外部:SFF-8644/内部:SFF-8643)に変更になっています。今後出てくる他社の12Gbps対応RAIDカードは多分全てこの形状へ変更されるものと思われます。弊社でもminiSASからminiSAS-HDへ変換するケーブルや内部変換ブラケットをリリースする予定ですので少々お待ちください。


そして肝心のリリース時期ですが恐らく桜の花が咲く頃からゴールデンウィークまでにはボチボチと出回ってくるとは思います(あくまで予想)。
ただArecaの初期ロットは個人的には避けておいた方が無難かなぁ。。。とか。。
ですので、3月中にRAIDカードが必要とか、枯れた(安定した)ボードで良いというのであれば1882シリーズを買ってもイイと思いますよ。