社内にMac miniが1台転がっていたので、それに取り付けてみようと思いましたがタダ取り付けたって面白くありません。MacBookProで既にやっていることを何でまたやらなきゃいかんのか、と。そのまま繋いだってブログのネタにさえなりません。
そこで1つ考えてみました。
複数枚繋げて何処までいけるんだろうか?と。
題して「Mac miniにGPUを付けてみる(複数枚チャレンジ)」
今日の材料
- Mac mini 1台
- NA-211TB 1台
- NA-255A-GPU 1台
- NVIDIA TITAN Black 3枚
- NVIDIA GeForce GTX760 1枚
レシピ1
NA-211TBには複数枚のカードを載せることは厳しいので、ここでExternal PCI-Express拡張ボックスの「NA-255A-GPU」を使います。
まず「NA-255A-GPU」にセットされているExternal PCI-ExpressのHBAを取り外します。
外したHBA。PCIe(x8)のケーブルを2本繋ぐ為こんな大きなコネクタ |
外した空いたところにNA-211TBにセットされていたThunderboltのHBAを外して取り付けます。5Vsbのケーブルをちゃんと取り付けてMac miniの電源と連動してエンクロージャーの電源がオンになるようにします。
NA-255A-GPUは1200W電源を搭載しているのでTITAN Blackを4枚積んでも恐らく大丈夫な筈です。
レシピ2
Mac miniにてkextファイルの書き換え作業、その他ドライバインストールをおこないます。具体的な手順は以前のブログを参照のこと。
という訳で準備も終わりGPUカードを接続していきました。
がしかしどうも4枚GPUカードを挿すとMac自体が起動しません。
内蔵GPUと併せて5枚以上になるとOSX自体が起動しないようです。他のマシンでも実験しましたがMac miniだと内蔵GPUが1つなので、外部GPUカードは3枚はOK。
MacBook Proだと当方のマシンがIntel HD4000とNVIDIA GT650Mの2つが載っているモデルなので、外部GPUカードは2枚まではOKでした。恐らくMaxOSX自体の仕様なのかも知れません。残念。
Mac miniを遥かに凌駕する筐体
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システムレポートからの確認 |
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DaVinci Resolveでの認識の様子 |
パフォーマンス的には当然のごとくupしました。Resolveでの映像のコンバート等も速くなりましたが、Thunderbolt2ならもう少し速いんだろうなぁーと。(9/25現在Mac miniはThunderbolt1です)
考えようによっては現行のMacProでも拡張ボックス使わないと各種カードを増設出来ないので、MacProじゃなくてMac miniでイイ場合もあるのでは・・・と思います。mini安いですしね。
※上記作業は自己責任でお願いします。公式に認められた方法では無いので、OSのバージョンアップ並びにメーカーによる対策によって使用できなくなった場合でも弊社で責任は負いかねます。
※TITAN Blackも良いですが、コスパを考えると最新の980もお勧めです。
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